ABOUT

ご覧いただきありがとうございます。
”すずめのナイフ”オーナーでハンドメイド作家のトモゾーです。

「人生はアートで満たされなければならない」が当ブランドのテーマ。
感性豊かな人々に向けてときめきを呼び起こすようなアイテムを製作しています。

まずこのブランドを立ち上げた理由をお話しさせてください。
それはある日の事でした。
仕事帰りに駅のホームで電車待ちながら、暗くなった街並みを眺めていました。
オフィスビルや店舗の明かりだけが、夜の景色で輝いている。
仕事で疲れ切っていた私は、ぼんやりとそれを眺めていました。
自分が乗るつもりだった電車をわけもなく見送り、景色を眺め続けていました。
そんなときにふと、おぼろげながらにこんな言葉が脳裏に浮かんできました。

「人生はアートで満たされなければならない」

そして私は気づきました。自分の身の回りは無機質な工業製品で覆われている。
当時一人暮らしだった私は、食事でさえも加工食品ばかりになっていた。
外食でさえ、個人の定食屋は消えていてチェーン店ばかり。
そのような生活に覚える違和感。
何かが足りない。なぜか心が満たされない。それはなぜだろう?

そんな長年の疑問の、答えを掴んだ瞬間でした。

私にとってのアートとは、「個人の個性や想い・生き方を感じることができる創作物です」。たとえばその人のセンスに基づいて一工夫された手料理。その人の長年の修行と熱意を感じるような工芸品。

私はそのようなものをこよなく愛していますし、そのようなものをもっとこの世界に増や
したい。

そんな思いに突き動かされて、私は作品作りを始めました。アートなものに触れて、心がじんわり満たされる経験を多くの人と分かち合いたかったのです。

私の作品へのこだわりは、一つ一つ手作業で製作していることです。
メインのチャームは、切り出してから削って形を整え、磨き上げて作っています。
また素材も、模様がランダムに入っているものを厳選して使用しています。
ですのでどれ一つとして同じ仕上がりにはならず、世界で一つだけのものです。

最後にブランドの名前の”すずめのナイフ”の由来についてお話させてください。
すずめはかわいい小鳥ですよね。しかしある本で読んだのですが、すずめが数十羽で協力してカラスや鷹を追い払うことがあるのだとか。
資本主義の経済原理が支配する世の中で、ちょっと逆行するような私のアート活動。ちょっと心細かったそのときに、そのすずめの話に勇気をもらいました。
立ち向かう勇気と、アートが広まればいいなという想いを込めてブランド名をすずめのナイフにしました。

今後はイベントなどにも積極的に出店していく予定です。

それでは今後ともよろしくお願いします。